映画制作の教科書

《若手俳優の教科書》映画やドラマのキャスティングとオーディションの違いを考える。オーディションのコツを伝授します!

2021年6月2日

https://hadakanoblues.com

小柳智則

俳優を目指す皆さんへ<朗報>です。

映画やドラマのオーディションに受かる方法を考える為の入口を伝授します!

映画・ドラマ業界で働きはじめて20年が経ちました。

フリーランスで映画・ドラマのプロデューサー/ラインプロデューサーをしております。

幅広く映像制作をしていますが、予算が1億以上の企画に参加していることが多いです。

現在は、DTVの恋愛ドラマ、Netflixの作品、2023年劇場公開映画の企画などを進めております。

私の主催するグループに所属する俳優さんからこんな質問を頂きました。

20代男性俳優

お疲れ様です。

一つお聞きしたいのですが、僕はオーディション時に

簡単な自己紹介、自己PRをしてくださいと言われるのが苦手です。

他の方は特技だったりエピソードトークをしていたりするのを拝見しますが、

あまり持ち合わせていないのとここで話したことで合格につながるのか?と

いつも思ってしまい、事務所名、名前だけを言って終わりにすることが多いです。

それだけでは他の人より劣ってしまうのか?

それならばどういうセルフプロデュースを考えればいいか教えて欲しいです。

「オーディションに合格したい」

誰もがそう思いますよね?

オーディションに受かるってなかなかむずかしい。。

この記事はそんな俳優さんに必見の内容になっております。

一つヒントを差し上げます!!!

映画・ドラマのキャスティングとオーディションの違いを考える。
オーディションに受かるコツ!

キャスティングとオーディションの違い

ドラマや映画で出演者を決めるには2つのやり方があります。

一つ目が、キャスティング。
二つ目が、オーディション。

出演者はこのどちらかで必ず決まります。

キャスティングとは何か?

映画やドラマを制作する側が脚本に合わせた配役に俳優を

あてはめて出演依頼をすることです。

ドラマを作るときに多い傾向ですが、

〇〇事務所の〇〇さんが主演と決まっているものに対し脚本をつくることもあります。

配役が決まっていない役があるときに俳優事務所に募集を出すこともあります。

台本の観閲。

スタッフルームなどに自由に読める脚本が置いてあって、

その脚本を読んだマネージャーさん達が

「うちの事務所にこんな俳優がいます。スケジュール空いてます」

とプロフィールを置いていき、その中から選ばれることもあります。

マネージャーさんの営業力もキャスティングに関わっております。

オーディションとは何か?

オーディションというのは、

脚本の中で配役が決まっていない役に合う俳優を探すために幅広く募集をかけ、

集まった俳優の中から配役にふさわしい人を選ぶ行為です。

オーディションは書類選考と実技などによる面談をした後に選考していきます。

フリーランスの俳優さんは情報さえあれば

オーディションに参加できる可能性はありますが、

プロデューサーや演技事務の方とつながりがないと

オーディションにはなかなか参加できないかもしれません。

キャスティングとオーディションの違い

キャスティングとオーディションの違いを解説していきます。

上記を参考にするとキャスティングは制作側から俳優にオファーするものですよね。

オーディションはどうでしょうか?

オーディションは俳優側から制作側に「出演させてください」とお願いするものです。

この部分を理解していないと超才能があり演技がめちゃくちゃ上手い俳優さん意外なかなか

オーディションは受からないと思います。

覚える!

キャスティングは制作側がオファーするもの。

オーディションは俳優がオファー(志願)するもの

自ら志願するとは?

オファーを受けているわけではなく自分を配役として使ってくれと頼んでいる状態です。

質問に戻ってみます

20代男性俳優

お疲れ様です。

一つお聞きしたいのですが、僕はオーディション時に

簡単な自己紹介、自己PRをしてくださいと言われるのが苦手です。

他の方は特技だったりエピソードトークをしていたりするのを拝見しますが、

あまり持ち合わせていないのとここで話したことで合格につながるのか?と

いつも思ってしまい、事務所名、名前だけを言って終わりにすることが多いです。

それだけでは他の人より劣ってしまうのか?

それならばどういうセルフプロデュースを考えればいいか教えて欲しいです。

オーディションを審査する側は、あなたのことを知りませんよね。

事務所からプロフィールが送られてはいますが、

審査する監督やプロデューサー全員が、

あなたのプロフィールをじっくりみる可能性はほとんどありません。

若手の有望な俳優さん以外は流し見程度になるでしょう。

自己紹介、自己PRをしない=自分を表現できない人という第一印象を受けます。

合格につながるか?という部分が気になると思いますが、

自己紹介や自己PRができたから合格するというわけではありません。

オーディションは会場に足を踏み入れた瞬間からスタートしています。

初めて会う方の第一印象ってめちゃくちゃ大事です。

第一印象で全てが決まると言っても過言でないくらい大事です。

その第一印象を俳優としてどう演出するか?を考えずにオーディションにくる時点で超甘いです。

あえてやらないという選択肢が演出というのであれば問題ありません。

オーディションは練習ではない。

何のためにオーディションを受けますか?

という質問をしたときにこのような答えをした方がいました。

「オーディションでいろんなものを吸収して次に活かしたいです」

言葉が詰まりました。

オーディションを練習だと思っていますか?

オーディションを勉強の場と思っている俳優さんは合格することはありません。

オーディションの場は練習ではなく本番です。

自分が持つ最高の演技をができないのでは練習が足りません。

演技は何度もできるそう思っていませんか?

本番は一度しかないのに、その一度をもう一回もう一回と思ってやっていませんか?

・今回ダメなら他のオーディションを受ければいい

・100回受けて1回受かればいいって聞いたし数をこなせばいつか合格できる。

この様に考えている俳優さんは一生受かりません。

ダメだった。。と反省するとしたら

オーディションでした演技の方向性が違っていたことなど

配役に対しての自分の表現の仕方の間違いに対し反省すべきです。

間違った反省点

緊張して演技ができなかった。

セリフを間違えてしまった。

とてもレベルが低いです。

オーディションでこのような反省をしている時点で合格する可能性は低い。

「あなたは俳優になるために死ぬほど努力していますか?」

もし努力が足りていないのかな?と少しでも思う方は、今まで以上に頑張りましょう!

オーディションを受けるときにやり方を間違えていると合格できません。

オーディションにはコツがあります。

いい意味でプライドを捨てろ

プライドが高い人にありがちなのですが、自分以外の考えを認めない傾向があります。

はっきり言いますが、役のない俳優のプライドなんて超くだらないです。

オーディションに受からない人ほど、高いプライドを持っています。

俳優はいろんな役を演じなければいけないのに、プライドがあるので受け入れられない。

プライドがない人を演じられないのです。

失敗しても誰も笑いません。
いっぱい失敗してもいい。
失敗して修正して成長していく。

生き様へのプライドを捨てろとは言いません。

自己紹介をする意味がよくわからない。それをして合格につながると思えない。

オーディションを受けに来たのはあなたですよ。

自己紹介や自己PRでその場の空気を変えられる演技はできませんか?
とても大事ですよ。

自己紹介、自己PRはした方が良いという説明をしたので、
ここからはどのようにすることが効果的なのかをお伝えしていきます。

オーディションのコツ

オーディションの戦略をたててみましょう!

オーディションは何の為にやるのでしょう?

制作側が作った台本の配役を決めるためでしたよね。

ということは「配役がある」ということです。

プロデューサーや監督がイメージした役にあてはまる人物を探しています。

その役をイメージして演じてみてください。

そこで最高の演技ができたのに合格できなかった場合落ち込む必要はありません。

このように考えましょう。

「自分の演じた役が制作側の希望する配役とあっていなかった」

オーディションは演技がうまければ合格するということではありません。

求めている配役が決まっているのです。

そこに合うか合わないか。

例えばですが、

宮崎駿監督の「風立ちぬ」という作品で主人公の堀越二郎を庵野秀明さんがやっています。
声優でも俳優でもなく、エヴァンゲリオンの庵野さんです。

なぜ庵野さんだったのかはさておき、オーディションとはそういうものです。

俳優が役にはまるかどうか。

自分が演じた役に配役が合わない可能性があります。

ポイント

自分ができる最善の演技をすることがオーディションでは重要

noteで下記記事も書いているので良かったらご確認下さい。早くやったもん勝ち。

【必読】オーディションのコツ~あなたはやり方を間違えている完全版 演技力を高める方法(おまけつき)

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まとめ

オーディションとキャスティングの違いを説明しました。

オーディションで考えなければいけない重要なポイントを説明しました。

練習ではなく本番だということ。プライドを捨てろ。を説明しました。

オーディションのコツを説明しました。

覚えておいて欲しいことは、

ココがポイント

・オーディションは配役に合うか合わないかを決めるもの。

・演技の上手い下手を評価するものではない。

最後に、

オーディションで合格を目指すことは間違いなく正解です。

ですが、オーディションは自分に合わない可能性もあります。

オーディションは、今の自分に出来る最高のパフォーマンスをする。

これを目指してやるべきです。

あなたにとって演技とは何ですか?

演じることは楽しいですか?

もしオーディションで自分の想像する演技が100%だしきれなかったら、
きっと努力が足りないんだと思います。

「あなたは演技を死ぬほど努力してやっていますか?」

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!

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小柳智則

映画・ドラマのプロデューサー。予算2億円以上の映画、ドラマの企画を主に本業にしています。 できることは、 プロデューサー/ラインプロデューサー/制作部/ロケーションデザイン/地域活性/動画コンテンツプロデュース/PV/MV/企業VP/YouTube/映像コンテンツ制作/SNS運用/講師/脚本添削

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