執筆者の情報です
映画・ドラマのプロデューサー/ラインプロデューサーをしております。
現在は配信の連続ドラマの撮影準備、写真展の企画準備、映画の企画、連続ドラマの企画などを進めております。
エンタメ作品の企画に参加していることがほとんどです。
最新作は『さらば、銃よ』『サイレント・トーキョー』『4月の東京は』などです。
個別のプロデュース、企業案件VPなどもやっています。
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映像業界向けのものが多数ですが、業界以外の方にも有益な内容になっております。
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七夕、短冊に願う~過去を振り返ると大事な気付きと出会う
短冊に願おう
お疲れ様です。
プロデューサーの小柳です。
本日は七夕ですね。
せっかくなので、過去を振り返りながら大事なことを考えてみようと思います。
小さい頃どんな願いを短冊に書いたか覚えてますか?
僕は、静岡出身でサッカーをやっていたので、プロサッカー選手になる。
って何年も書いていた記憶があります。
サッカーをやっていく中で、学校は弱小学校だったので、
上手くなる方法がわからなかったんですよね。
中学に入っても同じ。
やり方、練習の仕方もよくわからなくて、
何が正しいかがわからない状況で、
友達とサッカーをやっているのが楽しくて、
真剣に向き合えなかった。
なので、高校生になったらサッカーを辞めてました。
高校でも先生が何かを導いてくれることもなく、
なんか適当な毎日。勉強も特に面白さを感じることができなかった。
結局全て楽しかったけど、適当で中途半端な気持ちがずっとあったんですよね。
映画をつくるもなんか楽しそうだな、
やりたいことないし、
やってみようかな程度で決めた進路。
まあ、中途半端で適当。楽しければいい。
みたいな選択肢だったのは事実。
だから専門学校を卒業したとき就職は決まってなかったんですよ。
フリーランスという名のプー太郎。
映像の世界に入って間もなく、
そんな自分ではダメだと気づくきっかけがありました。
専門学校の講師から定年を機に自主映画をつくりたいと誘ってもらい、
20歳のときに自主映画に参加したんですよ。
自分がつくりたいと思うものに今まで貯めた1千万をつかい映画をつくる。
勇敢な方ですよね。
今でこそ思いますが、マジで尊敬します。
この映画で、能力がなかった自分はほとんど何の役にも立てなかった。
毎日技術スタッフに怒鳴られ、精神ズタボロでした。
結局、撮影スケジュール通りに撮り終えることができなくて、このときは延期。
映画の制作ってこんなに大変なんだ。。
たぶんこの時、学生時代にちゃんとした知識をつけていたら速攻やめて別な仕事についていたと思います。
適当な僕は辞めるという選択ができなかった。
この時、辞めなかったから、今の自分があるし、みんなと出会えているから、結果的には良かったのかな?w
辞める=終わりに気づく。
適当の終わり。
覚悟のない世界の終わり。
学ばない選択肢の終わり。
自分から動けない世界の終わり。
楽をすることの終わり。
自分を蔑むことを終わり。
何が悪くて、これから何をすればいいか?
僕自身は気づいたのが遅かったので、後発組ですが、
これを読んで下さる皆さんは、いま気づくきっかけかもしれません。
何言ってんのこいつ?と思っても、
頭の片隅になぜか引っかかるワードが残れば、
考えるきっかけになります。
僕ももっと早く気づければ、
よりベターだったかもですが、それはおいといて、、
気づくタイミングっていつでも良くて、
気づいたら結びつけないとダメです。
それが、いつか未来の自分が一歩先にいく秘訣なのかな。
この話をまとめるので覚えておいて欲しいことがあります。
もう少しだけお付き合い下さい。
(ここからが大事)
3つのポイント
一つ目。
誰かが自分の進むべき明確な道を示してくれることってほとんどない。
親だったり、
仲間だったり、
先生だったり、
ほとんどないんですよ。そんなこと。
僕は気づけなかった。
気づくのにとても時間がかかってしまった。
誰かに期待して、自分を引っ張ってくれるんじゃないか?
サッカーでも、学校でも主役になれなかった自分は主役に寄り添えば幸せになれるんじゃないか?
という人任せな期待。
楽な選択肢を選ぼうと。
自ら行動しなければ何一つ前に進まないことを知らなかった。
楽(ラク)と楽しいは別物です。
徹底的に調べる。
情報がないなら足を使う。
誰かに聞く。
リサーチをする。
本を読む。
恐れずに努力をすれば、最初に見えなかったゴールが見える。
自ら行動すること。
夢がある人のはじまりはここだと思います。
自分がやらなかったら世界は変わりません。
二つ目。
辞める、辞めさせる選択肢へ導くことも重要だということ。
やりたいことをやることが幸せではない可能性もあります。
少なからず人生で一度はこんな相談を受けるときがくるんじゃないでしょうか?
辞める、やめないの選択肢を相談されたときは、真摯に向き合って下さい。
自分が思うことを我が儘に伝えるのは宜しくありません。
そんなこと求められていません。
自分には小さくても、相手には重要です。
導いてあげようと思わなくていい。でも明確に自分はこう思うと伝えてあげて欲しい。
人生の転機となるきっかけはそんなに多くありません。
だからこそです。
三つ目。
過去を恥じることはない。
失敗した過去も、
恥ずかしい思いをした過去も、
何もできなかった過去も、
悔しくて涙した過去も、
いまの自分があるのは過去のおかげです。
過去があるから目の前に広がる沢山のアイディアの先が見れるのです。
人と比べてしまえば、
嫉妬や焦りにのまれてしまうかもしれません。
過去の自分と比べてみましょう。
過去の自分より一歩進んでいたら、それでいいじゃないか。
そう思います。
どんな過去も、自分にきっかけをくれる大事な部分の形成は過去がしてくれています。
なので過去を恥じるのはやめましょう!
以上です。
最後に
さて、今日は七夕です。
あなたは短尺にどんな願いを書きますか?
僕は、今日があなたの人生を変えるきっかけになることを願って短尺に
「夢に向かって頑張ってる全ての人が一歩先に進む努力ができますように」
と書きました。
さあ、スタートラインに立つ準備はできた。
やっていこう。自分のペースで。
嫌なことに負けるな。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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お知らせは以上です。
最後の最後まで読んでくださり誠にありがとうございました。