今回は映像専門学校での授業内容の一部を公開します!
映画・ドラマ業界で働きはじめて20年が経ちました。
フリーランスで映画・ドラマのプロデューサー/ラインプロデューサーをしております。
幅広く映像制作をしていますが、予算が2億以上の企画に参加していることが多いです。
現在は、2023年公開、劇場公開映画の企画などを進めております。
お疲れ様です。
小柳です。
毎年行っている専門学校の特別講座(授業)に今年も行ってきました。
※講師の依頼はいつでもお受けします→こちらへ連絡下さい https://hadakanoblues.com/job-request/
映画業界に進もうと決めた人が最初にやらなければいけない、
社会との闘いに勝つためにはどうすればいいか?
学生から社会にでて一番大変なこと、、、
それは、、
この記事を読むと業界に入るための一歩目がわかります!
業界以外でも大切なことを書いているので何度も読むことをおススメします。
それでは書いていきます!!
知らないと損をする映像業界で役に立つ10個のアドバイス
自分を過小評価することなく前に進め!!
自分を過小評価するな。
楽して生きると楽しく生きるは全く別物。
それでは、一つずつ解説していきます!!
①徹夜をしよう
若いうちしかできないのが徹夜です。
間違いなくその経験が将来役に立つことがあります。
年齢を重ね30歳を過ぎた辺りから徹夜すること自体が苦しくなってきます。
20代では全く想像できないと思いますが、本当ですw
35歳を過ぎたら、寝ないと頭が回りません。
睡眠って大事だなぁと改めて思います。
20代のうちに徹夜をしておくことで、
身体がその経験を覚えてくれるます。
映像業界は何らかの理由でどうしても寝れない時がくることもある。
その時の為にも、徹夜という経験をしておくことが大切です。
徹夜する時間は、友人と夢を語り合ったり、映画を観たり、彼女とイチャイチャしたり、、、
ありえない経験をすることで自分自身の向上にもつながります。
その経験が必ず役に立ちます!!
今の内に徹夜を経験しておいてください!!
②本を読もう
この部分はとても大切なので長めに説明します。
まずは脚本以外の本のことです。
こんな話を聞きました。
日本人の3人に1人は基礎的な読解力がないという角度の高い研究結果が出ている。
読解力というのは、物事を理解してそれを処理するということ。
どういうことかというと、
問題が難しくて解けないのではなくそもそも問題が読めてないので、
意味がわからないという状態を指します。
問題が解けない、文章の意味が理解できない。
ってことは会話も理解できないってことなんですよね。
例えば、会話のキャッチボールができない人っていますよね。
なんでこのタイミングでそんな話をするのか?という人。
それも読解力がない人の特徴で、
教える側がわかりやすく噛み砕いて説明しても受け取る側に読解力がないので、
伝わらないということになってしまっていて、
今まで会話のキャッチボールが出来ていない人とか、
それ考えたらわかるじゃんって言われる人は、
読解力に問題があるわけでそういった心当たりがある人はここから読解力を向上させていく必要がある。
それを解決する方法ってのはちゃんとあるんです。
これを解決するには「精読」が鍵となります。
精読とは書籍を読むときにしっかりと読むということで、
読解力が低い人の特徴として書籍を読むときにわからない単語であったり表現があったときに、
そこを飛ばしてわかるところだけをつなげて、
勝手に自分の中で意味を理解するっていう傾向があります。
会話の中でも同じでわからない単語や表現が出てきたときに、
すっ飛ばしてわかるとこだけをつなげて勝手に理解してレスポンスをするので、
会話が成立しないという現象が起こる。
精読をするということは書籍を読むときに、
わからない単語や表現が出てきたら飛ばさないで調べたり、
人に聞いたりして理解する必要があります。
これをやっていくことによって読解力は向上していくのですが、
自分では向上してるかわからないので周りにいる人にチェックしてもらうのがベターかと思います。
セルフチェックするには現代文国語のセンター試験をやってみるのもいいと思います。
合わせて脚本も読みましょう!!!
なぜなら映画を制作する設計図は脚本だからです。
文章を読む力をつけなければ映画は作れません。
それと同時に文章をとらえる力をつける必要があります。
どういうことかと説明すると、
「1+1=2」
これの捉え方を考えるとすると、
数学的、数字的に考えると正解です。
では1+1を日常にあてはめてみましょう。
Aさんから高級マスクメロンを一つもらいました。
Bさんから最高級品種のイチゴを一つもらいました。
大満足の1+1ですよね。
では
Aさんから腐ったメロンをもらいました。
Bさんから腐ったイチゴをまだ食べれるかもともらいました。
この1+1はどうでしょう?さっきとは明らかに違いますよね?
『プラスなのにマイナスに見える』
世の中にはこういうことはたくさんあって、
別な角度から物事を捉えると全く違うものになったり、
正解だけど正解ではないかもしれない。
人によって目線が違えば見えるものや想像できるものが、
変わってくるのでとらえ方を意識すべきです。
哲学的に言うとソクラテスの無知の知という言葉があります。
無知の知を端的に言うと自分が知らないことを知ったときはじめて得られる知識。
単純に目の前のことを正解と、とらえないことが重要で、
文章もただ読むだけでなく書き手の意図を正確に理解することが大事です。
この話をした理由は、映画ってそういうものだからです。
映画を観た全ての人が同じ理解をする必要がないので、
その映画のとらえ方が重要です。
これから映画を作るに辺り、どんな文章がどのようにとらえられるのかを
理解できるように先ずは自分が文章に強くなる努力をしていきましょう!
③名前を覚えよう
名前を覚えることはとても重要な要素の一つです。
自分の名前を人に覚えてもらうことが大変だというのは何となくわかっていますよね?
自分の名前を相手に覚えてもらうためにも相手の名前を覚えましょう。
相手の名前を読んであげることで、距離が近づくことは間違いありません。
友達を作る時と同じように相手の名前を覚える。
先生の名前を覚える。
気になる業界の先輩の名前を覚える。
覚えたらその人を調べてみる。
その人に興味を持ってみる。
社会に出たらコミュニケーションをしなければいけません。
コミュニケーションの基本は自分が思っていることを発するのではなく、
相手が求めていることを想像して言ってあげることです。
コミュニケーションの一歩目は相手を知ることです。
名前の知らない相手を覚えることは難しいですよね。
名前を覚えることの重要さは覚えておきましょう。
④視野を広げよう
普段自分がいる世界って自分が思っているより小さいので、
たくさん外の世界を見に行った方が人生は面白いぞってことです。
私もそうでしたが、映画業界で映画を作っていることが幸せだと思っていました。
間違ってはいません。
あることをきっかけに映画業界以外の世界を見に行くことにしました。
そこにあるもの全てが、映画を裕福にする知識と情報で満ち溢れていました。
自分の知らない世界に足を踏み入れることで新しい発見ができることは間違いありません。
ここでいう視野の広げ方は、
・友達と渋谷や原宿に遊びに行く
・大人に話しかけてみる
・六本木にいる外国人と酒を飲んでみる
・誰かの講演会やセミナーに参加してみる
・1泊30万のホテルに宿泊してみる
自分が今までやったこともない世界。
知らなかった世界に一歩足を踏み入れてみる。
そうすることで知らなかった感覚を経験する。
身近にできることで、普段絶対やらないようなことをやってみようということです。
それだけでも視野は広がりますし、
もしかしたら素敵な出会いもあるかもしれません。
視野を広げてみましょう!!
⑤SNSをやろう
SNSが苦手な人もいるかもしれません。
苦手でもやってみましょう。
SNSをやるうえで苦手な人のためにヒントをお伝えします。
自分の呟きを見てもらうのが恥ずかしいと思っていたり、
そんなことをしても意味ないからやりたくないという人も多いかと思います。
そんな人のために例えばTwitterの使い方として、何をするか?というと、
自分が何をやっているか見てもらうという使い方をおススメします。
これは自分が映画業界に進んでいろんな人と戦っていく為に練習をしておこうということです。
映画は人に評価されるものなので、今のうちからそういう練習をしておく。
・文章をつくる力
・人に説明する力
・プロフィールに書く内容
・フォロワーを増やせるか
・どんなことが世の中でうけているかなど
呟きに対して誰も反応しなかったり、
リプライしてくださる方がいたり、
フォロワーが増えたりします。
どんな文章が人に響いたのかを確認。
なんで反応が多かったのか理由を知る。
世の中に求められていることがわかる。
やり方、使い方によって様々なことを無料で学べるのがSNSのいいところ。
これを活用しない理由はないですよね?
まだやっていない人はSNSをやってみよう!!
⑥物事に優先順位を明確につけよう
ただでさえやらなければいけないことがたくさんあるはずなので、
必ず物事に優先順位をつけておく必要がある。
つけておかないといざという時に迷ってしまうことがあります。
学校で学んでいる課題を優先するのか?
バイトの時間を優先するのか?
友達と遊ぶ時間を優先するのか?
脚本を書く時間を優先するのか?
映画を観る時間を優先するのか?
例えば上記のようなことです。
毎日たくさんの選択肢の中で生きていることは間違いありません。
お金で買えるものは世の中にはたくさんああるけれど、
唯一、人に平等なのが時間です。
誰しもが1日24時間と決められています。
その時間の過ごし方はとても大事にしないといけません。
その時間を無駄に過ごさないために悩んでいる時間をなるべく少なくしましょう。
悩んでいる間はやること全て中途半端になりがちです。
思い返してみてください。
あれもやりたい、これもやりたい、あれもやらなきゃ、、、
頭が混乱して本当にやりたい目の前のことが疎かになっていませんか?
そうならない為にも、決断すること。
その決断をするために普段から自分がやりたいことに対して優先順位をつけておくべきです。
優先順位をつけておくことで、早く決断ができるようになります。
この優先順位の順番は、ずっと同じである必要はありません。
考えが固まったときにアップデートしていきましょう!!
優先順位をつけて行動していきましょう!!
⑦挑戦しよう
皆さんは日ごろから挑戦をしていますでしょうか?
ただでさえ挑戦する人が少ない世の中になってきていると思います。
挑戦をたくさんし失敗することで人はどんどん成長していきます。
今現在挑戦をしている人は全く問題ないのでそのまま諦めず続けてください!!!
では、挑戦できない人はなぜ挑戦できないのか?
挑戦できない理由の2大要素はコレです。
めんどくさい(続かない)
失敗するのがこわい
という理由が大きい。
めんどくさいという理由の人の解決方法はないので、
挑戦できることを見つけられるように努力しましょう。
失敗するのがこわいという人は失敗することで怒られたり、マイナスの気持ちになることばかり想像していないだろうか?
成功の反対は何だと思いますか?
失敗をするメリットを考えてみましょう。
失敗したことで得られるものは、その失敗の経験です。
やってみたことに対して失敗した部分は次にやるときに修正することができます。
1度の失敗でその部分が修正できなかったとしても、
やり方を変えてもう一度やることで次は成功するかもしれません。
失敗を繰り返すことでできなかったことができるようになる。
失敗することは学びの第一歩です。
失敗してあとに復習しなければいけません。
復習して何がダメだったかを理解して次につなげていく。
これを繰り返すことで、間違いなく成長していけます。
成功の反対=失敗=成長ということになります。
失敗することは、そのプロジェクトにとってはマイナスな部分があるかもしれませんが、
その失敗のおかげで他のプロジェクトが成功していくことにつながるかもしれません。
人生最大の投資は、自己投資です。
自分が成長するために生涯沢山のお金を使うことになります。
挑戦をしない人はこの権利を捨てているようなものです。
興味がある全てのことに挑戦していきましょう!!
⑧行動力をつけよう
行動力があれば挑戦できるとも思うのですが、
挑戦することと行動力は別なものとして考えたいのでここでは切り離して考えます。
これから社会に出ていく為に行動力はとても大事です。
行動力がない人の共通点を考えてみます。
特徴①:マイナス思考で消極的
「失敗したらどうしよう」とリスクばかりを気にしたり、「どうせ自分なんて」と自信がなく物事に対して消極的。
過去に大きな失敗や恥をかいた経験が足を引っ張っている可能性もあると思います。
特徴②:受け身になっている
周りが厳しい環境で言われたことをやるのが当たり前になっている人は、
指示されたことへの行動力はありますが、自分で考えて自主的に動く力は弱め。
自分から行動する力をつけるべきです。
人に言われたことを素直にやるということはとっても大事ではありますが、
それとは別で自ら行動できるようになることを目標にした方が良いです。
特徴③:言い訳癖がある
今は時間がないからなどと行動しない理由を探して先延ばしにしてしまいます。
実際に行動するのが億劫で何もしない場合もあります。
もし自分が一つでも当てはまるようなことがあれば、改善する必要があります。
行動力をつける方法を考えてみます。
日常で取り入れていけるポイントも解説していきます。
行動力はこれから先、評価につながりますし、
主体的に行動し自らの人生を切り拓く力があれば、理想に近づくこともできます。
方法①:先延ばしや言い訳をやめる
まずは主体的に動く習慣を持つこと。
こうした方がよさそうと思ったら、
考える前にすぐに実行うつすようにしましょう。
いきなり労力や時間がかかるものに取り掛かると途中で挫折する可能性は高いです。
なるべく簡単なものから始めてみてください。
どんなに小さなことでもいいです。
一日一個、目標を立てて実行してみるのもおすすめです。
達成することの積み重ねは、自信につながります。
方法②:失敗に寛容になる
失敗に関しては上記の挑戦するでお伝えしました。
多少の失敗は気にせず、失敗することで成長していけるんだと前向きに受け入れていきましょう。
なかなか割り切れない人は、行動をしないことによって損するかもしれないに目を向けるのも有効です。
「せっかくのチャンスを逃すかもしれない」「自分の理想のキャリアに近づく機会を逃すかもしれない」など、
失敗や恥をかくことよりも、失うのが怖いことを想像しましょう。
方法③:目標を明確に持つ
「目標を達成するぞ」という気持ち自体がモチベーションになります。
大きな目標の場合は、達成までのプロセスを細分化したプランを作成し、
1つ1つの行動のハードルを下げてみると行動できたかどうかがわかりやすくお勧めです。
何度でも言います。
行動力をつけることはこの先とても重要です。
自らの力で行動できる人になれるように今の内から練習を重ねておきましょう!!
⑨自分一人でやるのをやめよう
映画は一人では作れないということを覚えておいてください。
周りに手伝ってくれる人がいないから一人でやる。
自分でやった方が楽だし早いから自分でやる。
こういった思考で、人に頼らず自分で進めてしまう方も多いと思います。
動画クリエイターが制作しているような個人的なものであれば一人で全てをやることが望ましいと思います。
ですが、映画やドラマの場合自分1人では完成させることはなかなか難しいです。
周りにいる友達や同じ志を持った仲間を集めその中で制作するのを目指してみましょう。
1人では想像できなかったものが人に頼ることで何倍にも膨れ上がり面白いものが掛け算で出来上がるかもしれません。
映画の制作は人に頼って一人でやらないことをおススメします!!
⑩社会を知ろう
映像業界に限らず学生から社会に出るために学ばなければいけないことがあります。
それは常識です。
常識を知らないで業界に入ってくる人がとても多いです。
学生気分で準備のできてない状態です。
自分の言うことを何でも聞いてくれる親や教えることを仕事にしている先生は社会にいません。
仕事のノウハウを教えてくれる上司はいるかもしれませんが、
常識がなければ誰にも可愛がってもらえませんし仲間もなかなかできません。
もし今まで気にしてこなかったという人がいたら、
下記の記事を参考にしてみてください。
常識をすべて身に着けて、、とは思っていません。
知識として知っておく必要があるということです。
記事にあることを実践しろということでもなく、
常識がこういうことだと理解した上で自分がどう立ち振る舞うかを考えることが必要だということです。
必ず常識とはどんなことを指すのかを調べ、時に非常識にもなってみる。
社会でどう立ち振る舞えば自分に有利になるかを考える。
社会を経験しながら必要なことをアップデートしていくことができると良いと思います。
よくある質問のまとめ
この他によく私が聞かれる質問があるので、その質問にも答えておこうと思います。
これは受けて側の問題なので、
学校での授業の受け方と捉え方を考えてみます。
どうやって授業を受けるべきか?という話なのですが、
行動力って言う言葉は皆さん知っていると思います。
上記でも説明しました。
行動力はやらないとわからないからとにかくやってみるってことなんですけど、
とにかくやってみるでも正解で間違いなくやらないよりはやった方がいいです。
ここに加えて目的を持つことをプラスすると、
持ち帰る学びの量が莫大に変わることを覚えておいて欲しい。
例えばですが、
映画をつくるをやってみようと始めた場合、
何も考えずにやるよりは、
プロデューサーを目指しているから映画を作る過程を学びたいという目的を持ってやるとします。
脚本をどうつくるか?
撮影するのに機材はどう用意するか?
予算はどれくらいかかるか?
撮影場所はどこにするか?
スタッフはどう集めるか?
映画祭に出すにはクオリティレベル大丈夫か?
などプロデューサーとして様々なことを考えることになります。
映画を作る経験値としてプロデューサーという目的を背負うだけで、
学びの量が全然違うのは想像できますよね?
専門学校の授業をどのように受けるべきか?を考えてみます。
授業の内容は受ける内容で人によって違うからわからないけれど、
その授業から何を得ようか考えて受けるだけで成長度は変わってきます。
自分が学びたいものと違うから退屈だと思っているのは間違いで、
何故退屈なのかを考えないといけません。
高校の授業みたいに国語、数学、と分野に分かれていて「数学は苦手だから授業中寝ようかな」
と決めたり諦めたりしている延長線上に自分がいないかもう一度確かめてみるといいと思います。
授業をプロの現場で活かせるかは、
受け方の問題で大半の人は活用できていないと思います。
授業の受け方を改善して、
毎日の学びを形にしていくことで学校の授業もプロの現場で役に立つと思います。
答え:目的をもって授業を受けることでプロの現場でも学びを活かすことは可能
フリーか就職かを決める基準は自分の人生の将来設計を決めて考えるとよいと思います。
例えば今どんな職種につこうか迷っているって人がいるとして、
その人は自分がいま何をやりたいのかすらわかっていない状態です。
漠然と映画の仕事が面白そうだからやってみたいと思っている。
芸能人に会えそう、お金持ちになれそう、映画が好き。
いろんな動機でこの道に進もうと考えていると思いますが、
自分が何がしたいかを明確にすべきです。
この部分ってビジネス的にいうとベネフィットにあたるのですが、
聞いたことありますか?ベネフィットという言葉。
簡単に説明すると美白効果があるという化粧品を買って、
使用するといつもより若く見られたとかいつもより肌が綺麗だねと言われたとか満足の声をもらう、
ここの部分がベネフイット。
メリットの先にあるもので、
その商品を使用した後の満足感、
嬉しい変化などのプラスの表れがベネフィットです。
話を戻すと、楽しそうだから映画の仕事をやる、
その先にあるものや目指すもの、
例えば自分が作った映画をたくさんの人に見てもらって笑顔を増やしたい。
とか人に感動を与えその感動を分かち合いたい。
何のために映画を作るのか?という部分を明確にすると、
フリーでいるべきか就職すべきか見えてくると思います。
メジャー作品で5億円規模の映画を制作するには、
会社に所属して後ろ盾がないと作るのは難しいです。
会社に所属してればやりたくない作品もこなさなければいけません。
その点フリーでいれば仕事は自由に選べます。
フリーでいるメリットは好きな仕事を選べる。
ギャラを会社に搾取されないなどをあげれますし、
会社員でいるメリットは会社が仕事を与えてくれる。
仕事をしなくても給料がもらえるなど
その先にあるものは何を考えてみることで、
どういう形で人生を歩むか自ずと悩みは解決できるのではないかと思います。
就職かフリーランスかで悩む前になぜ映画を作りたいのかベネフィットを考えよう
困りましたね。。
正直に言います。
悩んでもやってみなければわからないので、
3か月悩んで決めれなかったら、一生決めれない可能性があります。
一歩譲るなら迷うのはいいが迷う期間は決めた方がいいです。
やらないとわからないことを、
やらないうちから迷うのは時間の無駄だと思う。
悩んでいる3か月の間にやろうと思ったこと一つ経験できますよね?
3か月とはそれくらいの期間を指します。
専門学校に進んだ皆さんは、
何をやりたいかを学生の2年間をかけて決めるのではなく、
最低でも2年生までの1年間で進むべき部署を決め、
専門的な内容を少しでも学び理解する必要があります。
それは学生を卒業したら、社会人だからです。
新人でも業界歴3年目でもやる仕事の内容は同じです。
新人だから仕事が軽いということではありません。
お金をもらうってそういうことです。
わからなくてもやらなきゃいけないし、できなきゃいけない。
誰も助けてくれない。
覚悟を決める必要があります。
そのための準備期間は長い方が良いので早く決めることをおススメします。
思いっきり悩んで覚悟を決めよう!!
以上3つが良く聞かれる質問です。
まとめ
問①→目的をもって授業を受けることでプロの現場でも学びを活かすことは可能
問②→就職かフリーランスかで悩む前になぜ映画を作りたいのかベネフィットを考えよう
問③→思いっきり悩んで覚悟を決めよう!!
最後に伝えておきたいこと
ちょっと難しい話になってしまうかもしれないんですが、人間の頭の良さの話です。
いわゆるIQと呼ばれているものの7割は遺伝らしいのです。
生まれながらにして決まっているんですね。
ただ逆にいうと3割っていうのは生まれた後に変えていくことができます。
努力次第で増やせます。
人間は生まれ変わることはできないので、
この3割を育てていくことで人生変わると思いますし、
全く努力をしていない生まれながらにしてまあまあIQの高い人と
IQは普通だけれど努力して残りの3割を増加した人を比べたら、
後者の方が勝つということも十分あり得ます。
もちろん子供の頃の環境が良いに越したことはないんですけど、
それよりも自分で自分の学習ができる自分のいろんな道が決めれるようになってから、
生活をコントロールできるようになってからの方がよっぽど人生に与える影響ってのは大きい。
だいたい努力しない世の中なので、
努力すれば人生は必ず変わります。
断言します。
努力すれば人生は変わります。
何度も言います。
努力すれば人生は変わります。
今映画業界に入ってくる新人がとても少なくなってきているのは事実です。
なので今はとてもチャンスなんです。
本気でやれば10年後の映画業界を変えていける人になっているかもしれない。
専門学校に通った人って、2年間学んで自主映画作って、
それで終わって地元に帰っていく人が8割ぐらいだと思うんですよね。
2年間で作った作品を自分で過小評価しすぎるんですよ。
そんなことはなくて、僕だって皆と同じ境遇だったし、
才能もないし、いまだに映画のことよくわかっていなくて、ずっと勉強している。
毎回作ったものに満足できないし、
つくるたびに後悔してまたやってみようってなる。
間違いなく言えることは、この仕事は最高に楽しいし面白いということ。
この仕事を経験したら他の仕事なんてできないと思う。
映像の専門学校に行くという進路を選べた時点で、全員勝ち組だと思う。
なぜなら好きなことで生きていくという選択肢を選べたからだ。
この道に進むのを応援してくれる人もいるけれど、その反対もたくさんいるはずだ。
そんな人たちに伝えて欲しい。
映画を通して学んだこと、経験した全てのことが誇らしく思える瞬間はもう手の届くところにあり、
もうすぐ夢の扉を開くということを。
夢をかなえることは当たり前にしていかなければいけない。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!
やっていきましょう。
一歩前へ。