映画制作の教科書 業界の裏話

<必読>有名な映画監督になるための方法~はじめにやるべきこと

2021年7月28日

小柳智則

本日は映画監督になる方法を記事にしました。

映画・ドラマ業界で働き20年が経ちました。
業界では、ベテラン・プロフェッショナルです。

本職はフリーランスで映画、ドラマのプロデューサー/ラインプロデューサーをしています。
幅広く映像制作をしていますが、予算が1億以上の企画に参加していることがほとんどです。

現在はNetflixの作品、2022年公開の映画の企画、2023年劇場公開映画の企画などを進めております。

 

こんな方におすすめ

  • 将来映画監督になりたい
  • 映画監督を目指しているけど今何をしていいかわからない
  • 自分がやりたいことがよくわからない
  • 映像業界に入りたいけど何をしていいかわからない

有名な映画監督になるための方法~はじめにやるべきこと

映画の商業的な歴史を理解する

映画が好きで映画を作ってみたい人は誰もが一度は目指してみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?

「映画監督になる」

かっこいい夢であります。
憧れの夢であります。

世界には沢山の有名な監督がいます。
日本にも有名な映画監督は沢山おります。

何人知っていますか?

黒澤明、小津安二郎、井筒監督、是枝裕和、山田洋二、、、
映画監督にはどうやってなったのでしょうか?

昔の話をします。
黒澤明さんや深作欣二さんの時代は撮影所システムというものがありました。

映画を製作すれば全てあたる時代。
戦争でマインドが落ちた日本人の心を震わせて立ち上がらせたもの。

エンタメで心を救う。

 

世の中が映画を求めていました。

映画を製作する撮影所に就職し、
そこで映画監督を目指すことができたのです。

映画の撮影所に就職するという方法です。

そこで映画のノウハウを学び、助監督から監督へなるという道。

しかし、
現在では撮影所に就職して映画を制作することができなくなりました。
なぜなら、、、

テレビが普及した辺りから映画産業は衰退し、
作れば当たるという夢物語が終わってしまったからです。

シネマコンプレックスというものができました。

買い物と映画。
デートと映画。

何かと掛け合わせることで相乗効果をもたらし、
誰も見なくなりかけた映画産業はもう一度立ち上がりました。

映画業界は無茶な撮影を繰り返しました。
街中でカーチェイスしたりw

とにかく派手なもの、観客が驚くものを作りました。
(この頃の影響からか今はやりたくてもリアルには撮影できないことが多々あります)

その後、一度地に落ちた映画業界はリスクを負わない制作をするようになっていきました。

それはそうですよね。
映画を作って負の遺産を背負い制作した誰かが不幸になるなんてあり得ないですよね。

ましてや、一つの映画を作るのにかかる予算は、何千万〜億です。

そのお金を使って世の中が見るかわからない、予算の回収ができないかもしれない映画(商品)を作るなんて余程のバカじゃなきゃできません。

 

「お金が有り余ってる人いないかなぁ」

 

踊る大捜査線という映画が、
テレビドラマでファンを集め、
映画をつくることで興行をあげるという形を不動の見込み客を集める方法として確立させました。

「うまくやれば、この流れは成功する」

見込み客がいるものをつくろう…
漫画原作…

CGの技術が進み、
今までリアルに撮影することが難しかったことが、
CGを使用することで、できるようになりました。

誰もが憧れた、孫悟空のかめはめはをCGを使えば誰でも使えます。
鬼滅の刃の技を繰り出すこともできます。

無茶をしてできなくなった撮影をCGで補足する。
もともとリアル撮影では、想像できなかったことをCGで形にする。

 

「CGが映画の世界を広げました」

 

CGを応用して今まで制作が困難であった漫画や小説をもとに映画をマネタイズしていきます。

「原作ありきの映画しか、予算は集まらない」

そんな中、今までの映画の歴史の中では、あり得なかった自主制作に近い映画が大ヒットしました。

 

カメラを止めるな」です。
(公式HPはこちら↑チェックしてみてください)

 

オリジナル作品の自主制作映画。
(本当はそうではないかもしれませんが、自主制作と呼ばせて頂きます)
自主制作の映画がここまで大ヒットしたことはありません。
とんでもないことです。

 

「誰も予期していなかったことが目の前でおきた」

 

オリジナル作品もあたる。

お金を集めるのは大変なので相変わらず予算はないけど。

 

カメラの進化、パソコンの進化、CGの進化。
技術の進化により、安価で機材が購入できるようになり、
誰もが映像を作れる時代。
変わっていないのは、物語を作る方法。

 

人の想像が創造を生み物語にする

 

AI技術が進化して、
もしかしたらAIが人間の感情を揺さぶる物語をつくる時代がいつか来るかもしれませんが、
人を描くものは人間にしか描けないものだと思います。

 

少し話がそれてしまいましたが、
覚えておいて欲しい歴史を端的に振り返ってみました。

 

なぜ?これを覚えておくのかというと、

自主映画と呼ばれるジャンルの映画は自分が好きなものを自分の為に作っても良いです。

 

ですが、プロになるとそれでは生きていけません。

自分が作りたいものと観客が見たいものは違うからです。

ビジネスの基本と一緒です。

自分で集めたお金を好きなように使うのは問題ありません。

人のお金は、自分の好きなように使ってはいけませんよね?

それを前提において、
自分が映画を表現する為には何が必要なのかを見極めて、
その方法を何パターンか考える必要があります。

映画の商業的な歴史を理解したところで、

映画監督になるために今やらなければならないことを考えていきます。

 

映画監督になるために今やるべきこと

 

今からお伝えすることは、
映画のみならず、
全てにおいて大切なことです。

 

最初にやるべきことは、

当たり前と言われるかもしれませんがこれしかありません。

 

行動すること

 

映画監督になりたいと思っているけど、自分の作品を作ったことがない人は、
自分の作品を今すぐ作りましょう。

書いた脚本を映像にするのにスタッフが5人必要だから今すぐできません。

という人は仲間に電話して5人集めるか、
シナリオを書き直し1人で撮影できるものを作りましょう。

待っていても誰も何もしてくれません。

映画監督になる為に、
とても必要なこと。

間違いなくその中の一つは行動力です。

脚本を書いたことがない人は脚本を書きましょう。
映像作品を作ったことがない人は作品を作りましょう。

映画を沢山観ることも大事ですが、
作品を作ることでしかわからないことが沢山あります。

 

20年映像業界で生きてきて後悔したことは、

やりたかったことを何でもっと早くやらなかったんだろう

これです。

 

やらなければわからないことが沢山あります。
人に任せないで自分で一度はやってみる。

何度も言います。

行動しましょう!

やってみましょう!

 

方法がわからない?言い訳にすぎません。

方法がわかるものをやってみましょう!

とにかくやるです。

やる時間がない人は、いつもより1時間早く起きましょう。
その1時間でやる。

1時間あれば脚本なら、3行くらいはかけます。
今日の3行は明日の5行につながります。

 

1時間あれば、映像を1分撮影することは簡単にできます。
今日に1分は明日の3分につながります。

 

それを持続できたら、数日後には作品になってます。

できましたねw

 

数日間経って作品づくりがつまらないと思ったら、
もしかしたら、あなたは映画監督になりたいのではないかも知れません。

行動することで沢山の気づきに出会えるはずです。
さあ、やってみよう!

とにかくやる。
とにかくやる。

やる気の出ない自分を奮い立たせましょう。

迷う時間はもったいない。
時間こそ有限です。

迷ってるうちにやったらできます。

さあ、やろう!

しつこくてすみませんw

 

行動することができたら、次のステップを考えてみます。

 

具体的に映画監督になる方法を考える

 

自分の作った作品を、
あなたの名刺がわりにしましょう。

その作品をたとえ見てもらえなかったとしても問題ありません。

その作品を作っていく段階で得た知識を使用して、
自分をアピールできるようになっているはずです。

作品づくりがあなたを成長させます。
考えてみましょう。

撮影をするのにロケ地を借りた人は、そのロケ地を貸してくれた人と交渉をしたはずです。

 

「自主制作で映画を作ってます。お店貸してくれませんか?」
「うーん、営業あるし駄目だよ」
「そこを何とか、、営業後で良いので」
「営業終わってからならいいよ。1時間だけならね」
「ありがとうございます。1時間で終わらせます」

 

大人と交渉することを覚えましたね。
コミュニケーションも練習になりました。

撮影機材は何がいいか調べましたね。
カメラがどんなものがあるか?

編集は何ですればいいか?

照明を使うと映像の表現力を上げられることにも気づいたかもしれません。

カット割を考えました。
どの角度から撮影すると見え方が映えるか知りましたよね?

そしてそして物語を作ることで、
人の気持ちや感情に触れて、
いつもよりも想像力が高まっていませんか?

相手の気持ちを考えて自分の言葉を発するように変化していませんか?

映画業界が失敗や修正を繰り返し、
今の形があるのと同じように、
映画があなたを成長させてくれました。

映画って素敵ですね。
大好きですw

というわけで、まずは作品を作ること。

 

映画監督になるための第一歩は行動し作品をつくること

 

まとめ

 

映画監督になるための第1歩を踏み出していきましょう。

映画監督になるためにやらなければいけないことは作品を作ることです。

「専門学校や大学で学ばなければ映画業界に入れない」

 

ということではありません。

 

学校で学んだ知識が映画の撮影現場で活かせるかどうかはあなた次第です。
学びの受け取り方次第。

映画業界に入る方法は、
就職というよりも、
口約束の方が楽です。

毎年、僕のところにも問い合わせがあります。

もちろん親身になって、紹介しています。

教え子たちも何人も業界で活躍しています。

今迷っている、
どうしていいかわからない人は、
大学や専門学校に進学し、
社会に出る準備をしてから、

目指してみる選択肢もあるかと思います。

もうすでに社会を経験していて、
映画監督の道が諦めきれない人は、
作品を作ってみてください。

作ったらその作品をプロデューサーに見てもらえる方法を考えてみてください。
プロデューサーに作品を届けることも必要な能力ですから。

業界で有名な映画監督も皆努力しています。
あなたが想像する以上に、いろんな方法で泥臭いことをしながら頑張っています。

最後にもう一度、お伝えします。

「行動すること」
「作品を作ること」

それが映画監督になるための一歩になることは間違いありません。
その準備をしていきましょう。

できます。
必ず。

短い時間でもいいのでやっていきましょう。
そして日々継続していきましょう。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

Brainという知識のプラットフォームで本当におススメできると思ったので、
その記事を貼っておきます。

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小柳智則

映画・ドラマのプロデューサー。予算2億円以上の映画、ドラマの企画を主に本業にしています。 できることは、 プロデューサー/ラインプロデューサー/制作部/ロケーションデザイン/地域活性/動画コンテンツプロデュース/PV/MV/企業VP/YouTube/映像コンテンツ制作/SNS運用/講師/脚本添削

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