本日はイカゲームのレビューです!
映画・ドラマ業界で働き20年が経ちました。
邦画界で第一線のメジャー映画をつくっています。
本職はフリーランスで
映画、ドラマのプロデューサー/ラインプロデューサーをしています。
幅広く映像制作をしていますが、
予算が2億以上の企画に参加していることがほとんどです。
現在は年末配信する大型バラエティ企画、2022年配信の連続ドラマの企画、2023年劇場公開映画の企画などを進めております。
もう見ました?
「イカゲーム」
僕は10月23日に一気見しました。
作品のクオリティの高さに圧倒されながら、
Netflixの作品っておもしろいなァと思います。
数日間マジで落ち込みまして笑
なかなかレビューも書けずにいたのですが、
見事に回復!!
で、
本日イカゲームのレビューを書いてます。
まだ見ていない人はこの記事を読むと見てみたくなるのではないかと思います。
おススメできる作品で損はないと思いますので、
その辺りもまとめてお伝えしていけたら幸いです。
あらすじやキャラクターの説明などはネタバレにもなるし、
この記事からは割愛させて頂きます。
それでは書いていきます。
【作品レビュー】Netflixで話題のイカゲームは日本作品のパクリなの?
イカゲームとは?
「イカゲーム」は、韓国を舞台にした作品で、
貧困な立場にある456人が一生どころか大企業を買収できるくらいの巨額の賞金を懸けてゲームをするという物語です。
2021年9月17日に全世界で同時配信が開始され、
その後4週間で1億4200万世帯が視聴。
Netflix史上歴代1位の視聴数を記録しました。
(日本作品も早く記録ださないかなぁ。。)
これものすごいです!
Netflixの歴史に名を刻む重要な作品となったのです。
「イカゲーム」は社会現象をも生み出しています。
SNSにはミーム動画が溢れ、
TikTok上の関連動画の再生数は420億回以上になるそうです。
(Netflix調べ)
「イカゲーム」は業績にも大きな影響を与えてます。
この期の有料加入者の増加数も予想を上回る数となりました。
具体的な数字でいうと440万人。
間違いなく「イカゲーム」が牽引役であったことは言うまでもありません。
暗号通貨でも本作にインスパイアされたコインで詐欺が行われたりもしました。
今後もパート2が出来たり、
グッズやゲームなどの関連商品が開発され、
イカゲーム旋風は上昇していく流れかと思います。
先程、軽く説明をしましたが、
中身について詳しく見ていきましょう!
イカゲームのあらすじ
公式ホームページを見るとこの様に書かれています。
<あらすじ>
勝てば天国、負ければ…即死。
賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、
昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。
<出演>
イ・ジョンジェ
パク・ヘス
ウィ・ハジュン
<原作・制作>
ファン・ドンヒョク
おもしろそう~
韓国でも経済的に貧困な人々が、
生命をかけてギャンブルゲームに挑んでいく物語。
ん?
なんか聞いたことあるような、、、?
「!!!!!!!」
そうです。
賭博黙示録カイジ。
ざわ。
福本伸行先生のカイジ。
ざわざわ。
藤原竜也さん主演で映画化されたカイジ。
ざわざわざわ。
キンキンに冷えてやがる笑
イカゲームの1話目の最初のゲームってなに?
最初のゲームは、みんな大好き「だるまさんがころんだ」です。
だーるま、、さ、、んが、、ころ、、
これって?
もしかして?
「神様の言うとおり」じゃ?
そんでもって運営とプレイヤーがいて、
ゲームを進行していく流れで、
うーーーん。
見たことあるな、、。
「ライアーゲーム」
3作品を知っている方は、
同じことを思ったかもしれません。
イカゲームって日本の作品のパクリなの?
イカゲームはパクリ?
まだ見ていない人はこの部分が一番気になっているのではないか?
と考えております。
全話一気見してしまった僕としては、
ネタバレになるので中身はあまりお伝えしませんが、
運営側のボスが誰か何となくわかってしまったし、
世界で大ブレイクした理由は興味という部分が大きいのかなぁと思いました。
韓国、ギャンブル、ゲーム、貧困、一発逆転、老若男女、弱いものでも勝つ、女の意地、悪役。
この辺りかなぁ。
イカゲームが日本作品のパクリかという部分は、
たしかにインスパイアされている気はしますが、
似て非なるものですし、
表現が上手いし
上品だし、
例えばだるまさんがころんだの鬼。
日本で描くと鬼をこわいものとしてみせるようにデザインしがちですが、
表情のない人形だったりしてこわいというより不気味なデザイン。
各ゲームもちりばめられた要素がなるほどねと思わせてくれるもので、
美術がとにかくおしゃれでgoodでした。
ゼロからこの様なストーリーを組み立てるのに、
選ぶゲームとして望ましいという判断かなぁと思います。
他の作品が先にやったから真似したと単純に言うのは幼稚な発想だし、
似ているものをつくってはダメではありません。
圧倒的クオリティがあるからこそ似て非なるものになりますね。
いやーしかし日本の作品もこうなれたんじゃないか?
という部分を考えると悲しい。。
ネタ的には同類なので、
日本の映画監督は悔しい想いをしているんじゃないかと思います。
まとめ
イカゲームをまだ見ていない方は、
是非見て下さい。
週末が暇な人、家で過ごす人。
映像作品を勉強したい人。
友達や恋人、家族とみると話題がつきないので、
おススメです。
小さいお子さんには厳しい表現がありますので、
そこはご注意下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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