本日の記事は専門学校で開催した【特別講座】の中で良い質問を貰ったので共有致します！
お疲れ様です！
プロデューサーの小柳です。
本日、映像の専門学校である東放学園映画専門学校にお招きいただき特別講座を開催致しました。
もう何度目でしょうね？
最初の内は、緊張して前日寝れなかったりしましたｗ
そしてリピートしてもらえるのはとても嬉しい。
普段、腰の重い生徒が前のめりになりました。
他の先生とお話ししている内容が絶対に被らないものになっており、特徴としては映画の話を一切しないということｗ
そんな授業をやってきたのですが、その授業の中で、面白い質問を頂きました。
「好きなことをやって生きていくことは幸せですか？」
小柳さんの個人的な意見でいいので聞かせて下さい。
この質問の答えは沢山の人と共有したいと思ったので、本日のテーマ致します。
この記事は、本日授業を受けてもらった学生の皆さんの振り返り。
新社会人の皆さん、映像業界に入りたての皆さんには是非読んでもらいたい内容になっております。
個人的な意見で恐縮ですが、最後までお読み頂けますと幸いです。
この記事が誰かの道しるべになるように。
それでは書いていきます！！
よーーい、スタート。
かちん！
執筆者の情報です
映画・ドラマのプロデューサー/ラインプロデューサーをしております。
現在は配信の連続ドラマの撮影準備、写真展の企画準備、映画の企画、連続ドラマの企画などを進めております。
エンタメ作品の企画に参加していることがほとんどです。
最新作は『さらば、銃よ』『4月の東京は』などです。
個別のプロデュース、企業案件VPなどもやっています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
このブログでは、人生の視野を広げていきたい全ての人に役立つ情報を記事にしています！
映像業界向けのものが多数ですが、業界以外の方にも有益な内容になっております。
最後までお読み頂けると嬉しいです！！
読んだら感想をコメントして下さると励みになります。
東放学園映画専門学校【特別講座の授業内容公開】
授業内容
どんな内容だったのかを説明していきます。
話はこんな内容でした。
時系列でまとめます。
- 自己紹介
- 最近の作品紹介（予告などの映像）
- 今知るべき驚愕の事実がある。それは20代でついた差はうまらないということ
- それを説明する格差ゲーム
- やるべきことは恥ずかしがらずに夢を語ること
- プロモーションビデオの役割を理解しているか？
- ロケーションハンティングの本質を理解する
- 交渉とは？→交渉の説明
- 映像業界で必要なスキルの説明
- まとめ
こんな内容でした。
上記の画像は映像業界だけでなく、社会で荒波にのまれないようにするために、なるべく早い段階から意識しておくべきことだと思います。
補足があるとなぜ？という部分の理解度を高めることができるので、もしご興味がある方は、不定期で開催している勉強会にご参加ください。
勉強会はTwitterで告知をしております。
次の勉強会は明日になります。
（※募集は締切してます）
ご興味がある方は、Twitterをフォローして突然の告知をお待ちください。
不定期ですが、リモート、無料、ゲスト講師アリの会も御座います。
ゲストには映画監督やプロデューサー含めいろんな方々がいらっしゃいます。
ちょっと話がそれてしまいましたが、本日の本題はここからです。
授業の中で生徒から受けた質問があります。
その内容は、共有しておくべき答えがあると思ったので、
下記、一読して欲しいと思います。
好きなことで生きていくことは幸せですか？
講座の最後に学生からこんな質問を受けました。
「好きなことをやって生きていくことは幸せですか？小柳さんの個人的な意見をお聞かせください」
こういう類の質問は、いろんな意味があるので答えに悩みます。（口調が急に変わりますがすみません汗）
専門学校に進む選択肢は、好きなことを将来の仕事にしたい人だけが進むべきところではないことも理解している。
僕自身20歳のときに散々悩んだ。
地元に帰って、適度な仕事について、仲の良い友達と休日に遊びに行きながら、誰かのつくってくれた映画を見ながらのんびりと生きていく。
学校を卒業して仕事がなかった頃、こんな考えもあった。
20歳の頃周りの皆が遊んでいるのが羨ましいと思ったこともある。
人生の岐路として、とてつもないお金を稼げるようになる道に誘って貰えたこともある。
実際に映像業界のことを知れば「大変だよ」「予算がない」「生活が不安定」懸念点ばかりが頭をよぎる。
やりたいことはこれだけど、この道を進むのが正しいか？
結果、ここに辿りつく。
スタッフだけではない、俳優もそうだ。
自分にできるのか？
不安と格闘する。
僕が、この問題に提案ができると考えたときの答え。
「好きなことで生きていくことは、最高に幸せで、この道を進んで良かったし、他の道は見えてなかったなぁ」
好きなことを仕事にすれば、楽(ラク)なことは一つもない。
とても大変で、難しいことだらけだ。
お金的なこと、時間的なこと、生活環境や人付き合い、いろいろある。
僕は好きなことで生きてきてしまったので、他の世界を知らない。
でもたぶん、他の世界も同じように大変なことは必ずある。
大変ではないことも解釈を変えれば、懸念点になる。
どういうことか？というと、
・やることがなくて暇
・やりたくないことをやる
・自分の意見を言えない環境
こんなことを続けていられるか？
考え方は人によるのかもしれない。
大変なこともあるが、モチベーション低くやることは自分のパッションを注がないため、それなりの出来栄えで、それなりのものができる。
それなりのものを量産することに自分の価値を感じることができない。
それを高校までの学生生活で学んだ。
サッカー選手になると掲げた夢や、学校の人気者は難しくても皆を楽しませる存在になりたいと思っても、本気でやれないことはそれなりの結果に終わる。
生きていくのに必要な大切な要素の一つは、
情熱を注げる何かに出会うことだ。
それが何かっていうと、
好きなことをやって生きていくこと。
なんだと思う。
映像業界は昔から理不尽と言われている。
でもね、やる前に判断をする理由があるのか？
理不尽の裏側にある理由を知っているか？
この世界にある全ての噂は噂にすぎない。
自分の目でちゃんと見極めてから判断しても遅くないと思う。
なので僕は、はっきりと答えられる。
「好きなことで生きていくのは、楽ではない険しい道のりかもしれないが、何よりも楽しく、幸せな毎日を過ごすことができるよ」
そして「好きなことで生きていく」という道筋が幸せだ。
という説明をしてくれる人種の中でフォーカスをあてるべきは職業俳優の皆さんだと思う。
俳優をやっている人達は、もっと明確に幸せですと答えてくれるんじゃないだろうか？
生まれながらに持った才能や環境がある一部の人をのぞけば、俳優を仕事にすることからハードルが高く、その壁とみんなが戦っている。
端的に言えば、職業俳優の道筋は、皆が想像する何倍も茨の道だ。
厳しい生活、やりたいこと以上にやりたくないことをやらなければいけない人も多いだろう。
この戦いに脱落することなく立ち向かっている。
俳優の皆さんを見てれば、自ずと理解ができる。
お芝居をしているときの輝き。
いつも思う。「楽しそう」だな。
「好きなことで生きていくこと」
好きなことの中にも不満はある。
でもその不満を自分の努力で解決できる可能性もある。
例えば、
お金の問題が不安だ
もしそう思うのであれば、お金が何かを学べ。
映像業界でお金に困っている人は多いかもしれない。
でも、僕は困っていない。
先輩のプロデューサーは2千万のポルシェにのって、それなりの給料をもらいながら好きな映画をつくっていた。
フリーランスでも外車を乗り回し、家のローンを払い終わっている人もいる。
困っていない人もいるのだ。
女優と結婚したバスのドライバーや制作部、監督、助監督もいる。
好きなことで生きていくと決めれば、その道に立ちはだかる壁をスキルさえあれば、乗り越えることができる。
乗り越えようとする努力ができるのだ。
好きなことで生きていくという選択を早い段階ですべきだ
高校の同級生たち。
大学の仲間とバカなことやって毎日遊んでます。
楽しそうだなぁ。
自分には才能がないかも。。
学校の周りにいる人たちと比べたら自分は未熟だな、どうすれば、、。
映像業界の道は過酷な道であることは確かだ。
なので、はっきりと言わせてもらう。
「やめる」という選択肢も一つの手だ。
その方が自分の人生にとって幸せなのかもしれない。
その可能性はある。
だからこそやりたい奴を辞めさせるのも僕は必要だと思う。
20歳そこそこでこんな選択をすべきか？
と思うかもしれない。
人生は長いまだやり直せるじゃん。
と思うかもしれない。
人は変われない。
覚悟がない奴は一生覚悟はない。
何かしらの理由をつけて自分に言いように言い訳ができるからだ。
早いうちに「覚悟」を決める。
これだけで、無限にあった道が一つにつながる。
あとはそれを続けるだけ。
続けていれば好きなことで生きていけるようになるはずだ。
やってるだけでなれるの？と思うかもしれない。
答えはイエスだ。
続けていれば絶対に叶えることができる。
なぜかというと続けることができる方が少ないからだ。
好きなことで生きていく覚悟ができたら、
自分を信じ続けること。
やることはたったこれだけだ。
まとめ
すみません。
あつくなりすぎました、、汗
でもこの質問を頂けて改めて考えるきっかけになりました。
いずれにせよ、行動を起こすきっかけとなったり、一歩前へ出ることや動き出すきっかけ。
その辺りにつながらないものは意味がないので、次のステップにつながることを意識していくことが大切ですよね。
覚悟を決めてどんどんやっていきましょう。
最近、嬉しい報告がどんどんきてます。
5月に開催したイベントをきっかけに縁があり事務所の所属が決まったとか。
やりたかった個展ができたとか。
俳優さんだけでなく他の方からも連絡を頂きます。
ここ1，2年でやってきたことで頑張って努力した人達の花が咲き始めたって感じです。
勉強会も含め僕の周りで何かをやり始めた人たちのほとんどが1年前、いや半年とか3か月レベルで成長しています。
それは目で見てわかるレベルです。
ちゃんとした場所で、知識と情報を得る。
これをやれるようになった人たちと噂で動いた人たちとの差ってとこですかね。
僕が何かしたみたいなことは小さいことで本人たちが努力したんですよね。
とても嬉しいですね。
どんどん売れちゃってください。
そして大きくなったらご飯でもおごってください。
そんな日を楽しみにしてます。
記事はここまでです。
役に立てましたら仲間にも情報をシェアしてくださると嬉しいです。
最後にお知らせをさせて下さい。
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お知らせは以上になります。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。
やっていきましょう！
一歩前へ。
